STORY
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History
2044年
「不可逆的な地球温暖化」「食糧危機」「深刻な水不足」により、すでに27か国の経済が破綻していた。2049年
国際脳工学研究所でブレインアクセラレーターが開発される。2056年
日本の西ノ島付近で破局噴火が発生し、その噴煙により地球規模の小氷河期となる。2059年
各国で内乱と暴動が起きる。2061年
生活圏の確保を巡り、武装した難民(ノマド)による越境が国際問題となる。
STORY
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Brain Accelerator
ブレインアクセラレーター。
脳神経工学の粋を集め作られた、脳神経反応速度(融合頻度)を加速させる装置の総称である。
通常、人の臨界融合頻度は85Hz程度で、200Hzで点滅する電灯等は持続光に見えてしまう。
このブレインアクセラレーターを使うとハエの2.5倍もの融合頻度にまで高めることができる。
ここまで高速化されると、雨は止まって見え、銃から発射される弾丸さえも止まって見える。
しかし、体の筋反応までの神経伝達速度を上げる事は難しく、装置の作動中、体は非常に重く硬直したように感じられる。
戦闘においては、その速度差を装着型サイボーグ(外骨格アーマー)で補う事となった。